先日、アーキサイトから英語配列47キーのメカニカルコンパクトキーボードが発売されたので早速購入してみました。(2017.9.7)

 

VORTEX CORE について

台湾のキーボードメーカー Vortexgear 社製のメカニカルコンパクトキーボードです。

今年の1月ぐらいから海外のキーボードサイト(mechanicalkeyboards.com)等で見かけていて、ずっと気になっていたキーボードです。
特にデザインが好みで欲しいなと思いつつ、個人輸入は少し面倒で保留にしていたところ、9月7日にアーキサイトから発売されたので早速購入しました。

通常のコンパクトキーボード(60%)からさらに数字の列と一部の記号キーを省いた40%タイプの特殊なキー配列になっています。
コンパクトキーボードの上の列(数字の列)と、一部の記号キー [{]}'"\| を省き、これらの入力は FnキーもしくはFn1 とのコンビネーション入力で補います。

また、ハードウエア・マクロ機能によるキーの配置変更、キー入力パターンのプログラミングが可能です。
Vortex Core は4つのマクロレイヤー(階層)があり、通常の配列に加え、3つのレイヤーを使ったプログラミングが可能です。
(初期レイヤーL0とプログラミング可能なL1〜L3レイヤー)

DIPスイッチはありません。

今回購入したモデルのスイッチは赤軸で、Cherry MX スイッチを採用しています。
他に青軸、茶軸、クリア軸モデルがラインナップされています。

主な仕様

仕様 VORTEX CORE 47keys 40%size Mechanical Keyboard
ブランド VORTEX
商品名 CORE(コア)
型番(JANコード) Cherry MX 青軸:VTG47BLEBEG(4712876311611)
Cherry MX 茶軸:VTG47BRNBEG(4712876311628)
Cherry MX 赤軸:VTG47REDBEG(4712876311635)
Cherry MX クリア軸:VTG47CLRBEG(4712876311642)
キー配列/キー数 英語US配列/47キー
キーキャップ PBT / DSAタイプ
キーキャップ印字 昇華印字
キースイッチ Cherry MX スイッチ
マクロ機能
筐体材質 アルミニウム(CNC・アルマイト加工)
本体サイズ 248 x 76.2 x 25.5mm
重量 約410g(ケーブル含まず)
ケーブル長 1.8m(脱着式)
対応インターフェース USB
対応OS Windows 10, Windows 8.1, Windows 8, Windows 7
付属品 ユーザーマニュアル 兼 保証書
USBケーブル(MicroB-Aタイプ)
保証期間 購入日より1年(保証書必要)
メーカーページ VORTEX
価格 オープンプライス

 

Fnキーとのコンビネーション

Key Fn Fn1 Shift+Fn1
ESC ` ~
Q vol – F1
W vol + F2
E mute F3
R Reset F4
T 1.5ms F5
Y Cal F6
U PgUp F7
I F8
O PgDn F9
P Prtsc F10
Del Scrlk F11
backspace Pause F12
Tab Caps 1 !
A backward 2 @
S Play/pause 3 #
D forward 4 $
F 5 %
G 0.1s 6 ^
H Home 7 &
J  ← 8 *
K 9 (
L 0 )
; Ins _
Enter = +
B 0.5s  ,
N End / ?
M L0 [ {
< L1 ] }
> L2 \ |
Shift(R) L3

 

HHKB Pro2 と比較

HHKB と比べてると幅はキー2つぶん小さいです。
奥行きはキー1列ぶん小さいです。
加えて、完全にフレームレスなので、さらに小さいです。

目がVORTEX COREに慣れてくると、HHKB が大きいキーボードに見えてきます。
(HHKB は小さいキーボードなのですが、、、)

 

Majestouch Tenkeyless と比較

Majestouch Tenkeyless と比較すると、Majestouch は数字列+F1キーの列+フレームのぶん奥行があり、体感的には奥行が倍ぐらいあるように感じます。
※実際には 135mm(MJ) と 76.2mm(VC47) なので 59mm の差になります。

 

Magicforce smart 49key と比較

VORTEX CORE 47key は ENTERの右側のキー1列が無いのと、フレームレスなのと、キーキャップがフラットで背が低いです。
そのためMagicforce smart 49key と比べても、VORTEX CORE 47key のほうがひと回り小さく感じます。

Magicforce smart 49key と VORTEX CORE 47key はコンビネーションキーで共通するところがほとんどありません、、、
1か月ほどMagicforce smart 49key を使っていたのですが VORTEX CORE 47key はまったく別物です。

個人的にはVORTEX CORE 47key の配列のほうが好みです。
特に ENTERの右側のキー1列が無いのは良いです。

 

VORTEX CORE 47key の特徴

なによりコンパクトキーボード(60%)よりコンパクト(40%)なことだと思います。
機能性より”小ささ”を求める人向け?

個人的にはデザインが非常に好みです。

コンビネーションのパターンが多いので慣れるのも大変かなと思います。
しかし、慣れてしまえばフォームポジション内にほぼ全てのキーが収まるので使用する作業(文章入力など)がマッチすれば、結構使えるキーボードだと思います。

小さいのでモバイル用途にも使えそうです。

また、マクロ(プログラム)機能が充実しているので、ゲームとの相性が良いのかもしれません。

フレームやキーキャップ、Cherry MX スイッチなど、総合的に作り(質感)が非常に良いです。

フレームがしっかりしているのと、キーキャップがPBT+プロファイルが DSA で背が低いタイプなので打鍵感は非常に良いです。

パッケージのデザインも良く、作りはかなり凝っていて蓋はマグネットで固定されます。

価格が1万5千円前後とCherry MX スイッチ採用のメカニカルキーボードの中ではやや高めで”高級キーボード”の部類になるのかなと思います。
(2017.9.7 購入時)

プレゼント用にも良いかもしれません!?

 

VORTEX CORE 47key の気になるところ

アルファベットキー以外はFnキーとのコンビネーションになるので、慣れるまでは記号や数字の入力になると指が止まります。
画像ソフトなどでショートカットキーを多用するような場面では思考が止まります・・・。

コンパクトキーボード(60%)で必須で覚えるコンビネーション入力はカーソルキーの位置ぐらいなので数時間で慣れるのですが、このキーボードでは [{]}'"\| など記号や数字もコンビネーション入力になるので、なかなか慣れるのに時間がかかりそうです。

記号や数字入力の少ない文字入力が中心の作業であれば、結構楽しいキーボードだと思います。

頻繁に出現する記号は慣れるのも早いのかなと思いますが、たまにしか使わないような記号がでてくると指がパニックを起こします...

パスワード入力で記号を含ませている場合は間違えないように、より慎重に入力する必要があります。

 

まとめ

  • 良くも悪くも40%タイプの特殊キー配列のメカニカルキーボードです。
    「小ささ」のインパクトはかなりあります。
  • 質感も良く打鍵感も良好です。
  • しかし、特殊なキー配列はあまり実用的では無いというか万能ではないです。
    万能ではないですが、作業内容がマッチすればフォームポジションの範囲に全てのキーがある(キー入力がフォームポジション内で収まる)のでかなり強力なキーボードになる可能性を秘めている気がします。
  • また、少し慣れてくると使いこなしている感が出てきて楽しいキーボードです。
  • とりあえずこの記事は VORTEX CORE 47key で書いてみました。
    HTMLのタグ入力程度であればそんなに苦ではありませんでしたが、数字や記号などなかなか馴染まないコンビネーションキーもあります。

 

Cherry MX 軸については「Cherry MX 軸の色別レビュー」を参考にしてみててください。