前回 Windows で QMK Firmware を書き込んだので、今回は Mac で書き込んでみます。

OLKB Planck Keyboard キーマップの変更方法(Windows)

 

こちらの記事も参考にしてください。

Gherkin (30 key keyboard) を組み立てました【Firmware編】

 

 

はじめにMacの環境を準備します。

Macの環境の準備

homebrew がまだインストールされていない場合はインストールします。

https://brew.sh

すでにインストールしてある場合はhomebrewを最新の状態にしておきます。
ターミナル(端末)を起動して以下を実行します。
※コマンド例の「$」は入力不要です。「$」以降を入力して return を押して実行します。

$ brew update

$ brew upgrade

homebrew の状態を確認します

$ brew doctor

エラーなど問題が無ければ QMK Firmwrare のドキュメントの指示に従い以下を実行します。

https://docs.qmk.fm/#/getting_started_build_tools?id=macos

$ brew tap osx-cross/avr

$ brew tap PX4/homebrew-px4

$ brew update

$ brew install avr-gcc@7

$ brew link --force avr-gcc@7

$ brew install dfu-programmer

$ brew install dfu-util

$ brew install gcc-arm-none-eabi

$ brew install avrdude

 

Mac の環境が整ったら QMK Firmware のドキュメントの指示に従い進めます。

https://docs.qmk.fm/#/newbs_getting_started

 

QMK Toolbox をダウンロードしてインストールします。

https://github.com/qmk/qmk_toolbox/releases/tag/0.0.9

「QMK.Toolbox.app.zip」をダウンロードして解凍します。
解凍した「QMK Toolbox.app」を アプリケーションフォルダに移動します。

次に「QMK Toolbox.app」アイコンを右クリックして「開く」を選択するとアラートが出るので「開く」ボタンを押します。

再度アイコンをダブルクリックするとQMK Toolbox が起動します。

 

QMK Firmware をダウンロードする

QMK Toolbox が無事起動することが確認できたらQMK Firmware をダウンロードします。

home (~/)に「QMK」という名前で空のフォルダを作ります。
※作業をしやすいように $ mkdir ~/QMK としましたが、任意の場所に任意の名前のフォルダで問題ありません。

 

ターミナル(端末)から先ほど作成した「QMK」ディレクトリに移動します。

$ cd ~/QMK

 

次に QMK Firmware をダウンロードします。

https://github.com/qmk/qmk_firmware の「Clone or download」ボタンを押して「Download ZIP」をクリックしてZIPファイルをダウンロードして先ほど作成した「QMK」ディレクトリに解凍します。

「QMK」フォルダの中に「qmk_firmware」フォルダがあり、その中に「https://github.com/qmk/qmk_firmware」の内容がある状態にします。

 

QMK Firmware の初期設定

先ほどダウンロードした QMK Firmware の中に初期設定するためのスクリプトが付属しているので次のコマンドを入力して実行します。

qmk_firmware ディレクトリに移動します。
$ cd qmk_firmware

スクリプトを実行します。
$ util/qmk_install.sh
※この作業は1時間ぐらいかかりました。

終わると最後に

If you need to have this software first in your PATH instead consider running:
echo 'export PATH="/usr/local/opt/avr-gcc@7/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile

とメッセージがあったので従います。

 

echo 'export PATH="/usr/local/opt/avr-gcc@7/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile

と実行しました。

 

コンパイル

コンパイルしてみます。

$ make planck/rev5:default

ずらずらっとメッセージが表示されます。

・・・
・・・
Linking: .build/planck_rev5_default.elf [OK]
Creating load file for flashing: .build/planck_rev5_default.hex [OK]
Copying planck_rev5_default.hex to qmk_firmware folder [OK]
Checking file size of planck_rev5_default.hex [OK]
* The firmware size is fine - 27028/28672 (1644 bytes free)

 

.build ディレクトリにコンパイルされたファイルが出力されているので $ ls .build/ として確認してみます。

$ ls .build/

obj_planck_rev5    obj_planck_rev5_default    planck_rev5_default.elf    planck_rev5_default.hex    planck_rev5_default.map

無事コンパイルされていることが確認できたら完了です。

 

今回は、前回の記事「OLKB Planck Keyboard キーマップの変更方法(Windows)」で作成した「ファームウェア(.hex)ファイル」を利用します。

キーマップの編集
https://gtips.slackhack.net/622#i-3

QMK firmware 公式ツールの QMK Configurator を使ってキーマップを編集し、コンパイルして「ファームウェア(.hex)ファイル」をダウンロードします。

 

ファームウェアの書き込み

QMK Toolbox から「ファームウェア(.hex)ファイル」を Planck Keyboard に書き込みます。

QMK Toolbox を起動します。

 

次に、Mac と Planck Keyboard をUSBで繋ぎます。
*** OLKB - Planck connected -- 0xFEED:0x6060 と表示されます。

「OPEN」ボタンを押し、ダウンロードした「ファームウェア(.hex)ファイル」を指定して開きます。

 

Planck Keyboard の裏側のスイッチを押してブートローダ(カチカチ)モードにします。
*** OLKB - Planck disconnected -- 0xFEED:0x6060
*** DFU device connected とメッセージが表示されます

 

最後に「Flash」ボタンを押すと書き込みが開始されます。

何度か Success とメッセージが表示され書き込みが完了し、

*** DFU device disconnected

*** OLKB - Planck connected -- 0xFEED:0x6060

とメッセージが表示されブートローダ(カチカチ)モードが解除され通常のUSB接続に戻ります。

以上で完了です。